アレルギー検査
アレルギーとは
アレルギーの原因となる物質をアレルゲンといいます。食物、花粉、ダニ、ハウスダスト、カビ、生物など、私たちの身のまわりには多くのアレルゲンが存在します。どのアレルゲンに反応するかは人それぞれです。吸いこんだり、食べることでアレルゲンが体内に入ると、これをやっつけようとIgE抗体というタンパク質がつくりだされます。このIgE抗体は粘膜や皮膚に多くあるマスト細胞の表面にはりめぐらされており、侵入したアレルゲンと出会うことにより、マスト細胞からヒスタミンが放出されます。このヒスタミンがかゆみ、鼻水、くしゃみなどのアレルギー反応を引き起こします。
血液検査で、このIgE抗体の量を調べることでアレルギーの有無や程度を※数値化したものを知ることができ、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー体質か、何に対してアレルギーを起こしやすいのかを把握し治療につなげていくことができます。
※検査で得られたIgE抗体価は0~6の7段階にクラス判定されます。
クラス0は陰性(アレルゲンの疑いなし)
クラス1は疑陽性(アレルゲンである疑い)
クラス2以上は陽性(アレルゲンの可能性が高い)
としています。クラスが高いほど、原因のアレルゲンである可能性も高まり、症状が重くなる危険性があります。
※当院では、金属アレルギーの検査は実施しておりません。金属パッチテスト実施病院をご紹介することは可能です。
アレルギー血液検査について①
●特異的IgE抗体検査(RAST)(保険適用)
200種以上あるアレルゲンのうち、検査したいアレルギーを13項目まで選択することができます。
何か思い当たるアレルギーがある方はこちらの検査になります。
疑われるアレルゲンを医師と相談して選択し検査していきます。
※13項目をこえる場合は1項目につき自費負500円(税込み)かかります。ご希望の方は、ご相談ください。
※結果は1週間後以降にお知らせいたします。
●MAST48 mix(保険適用)
何がアレルゲンかわかっていないが、症状としてアレルギーが疑われる場合。
特定原材料7品目を含む、吸入系・食物系アレルギーの原因となる頻度の多い36項目(48種類)を調べることができ
ます。(測定項目は画像参照)セットになっていますので、検査項目の変更や指定はできません。
アレルギー血液検査について②
●ドロップスクリーン(保険適用)
最新のアレルギー検査機器です(2021年7月当院導入) 。
従来の検査のように腕から注射針を使っての採血が不要となり、指先もしくはかかと(赤ちゃんの場合)に小さな針を刺して数滴だけ血液を採取します。
一度に41項目まで調べることができます。セットになっていますので、検査項目の変更や指定はできません。
大きな針を刺す必要がなく、指先から採血する時も小さな針を刺すだけですので、少しチクッとする程度で痛みが少なく、
小さなお子さまへの負担を最小限に抑えることができます。注射を嫌がるお子さまや痛みが苦手な方におすすめの検査方法です。
また、従来の採血では採取後に専門機関での検査が必要なため、結果が出るまでに1週間かかっていましたが、ドロップスクリーンは当院にて検査ができますので、翌日以降に結果をご説明することが可能です。
血液型検査
(自費診療)
アレルギー検査と同時の採血にて血液型を調べることができます。
A、B、O、Rh(+、-)を検査します。
※ドロップスクリーンでは、血液型検査はできませんのでご注意ください。
→血液型を知りたい方は、他の方法をご提案できますのでご相談ください。
※自費負担金500円(税込み)がかかります。